競馬歴30年のまっちゃんが初めて物語り書きに挑戦。双子の姉弟馬の競走生活を、まっちゃん流に書き綴って行きたいと思っています。
10 * 2009/11 * 12
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05/30
五十二話 鮮やかな快勝劇は・・・
 前半1000m通過が1分1秒台。あきらかなスローペースだ。2番手集団の5頭が一杯になり、シュゲンノヤドのリードは5馬身に広がった。後方からは出遅れたワールドオンアイス、ノールックトークが外から先に仕掛け2、3番手に上がろうとしている。

 最後の直線。最内を通るシュゲンノヤドのリードは7、8馬身に広がった。前半のロスがたたって、ワールドオンアイスとノールックトークも一杯に。インをついたタイムショックとマイナスイオンは後退してきた先行勢で前が塞がれてしまった。ブルーデージーはまだ最後方だ。

 ラスト1Fを切ってシュゲンノヤドの大楽勝は確定。2着争いはようやくインが開いたタイムショックとマイナスイオンが大接戦。大外から脚を伸ばしてきたブルーデージーは4着が精一杯か・・・

  結果は
1着シュゲンノヤド  1分51秒5
2着マイナスイオン   3馬身半
3着タイムショック    頭
4着ブルーデージー    頭
5着エルクラシコ    1馬身

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05/28
五十一話 なんと最後方からの競馬
 シュゲンノヤドは初の長距離輸送でややテンションが上がっていますが、ばねのあるフットワークで完成度は高いです。

 マイナスイオンはクラシック出走の賞金は獲得してる分、本番を見据えた余裕のローテーションなのか、プラス14kgで今回は余裕のあるつくりです。

 ブルーデージーは前回激走の反動もなく、直前輸送もうまくいき最高の出来に仕上がりました。

 ワールドオンアイスは強行軍の反動か、今回マイナス18kgで馬体がガレて見えます。

 ノールックトークは2連勝中もまだ体つきに余裕があり、絞れればもっと良くなりそうです。

  正面スタンド前でのゲートインは順調に進んだ・・・

 ゲートが開くと、大きく出遅れたのは人気の一角ワールドオンアイスとノールックトーク。ともに4、5馬身の不利を受けました。最内からシュゲンノヤドが逃げ、1コーナーでは3馬身のリードをつける。2番手にはトリニータウイング、スイヘーリーベー、レッドソックス、ディアドラシューズ、カワシモプリンスの人気薄勢が進む。少し離れてマイナスイオン、タイムショックが続く。その3馬身後方から出遅れたワールドオンアイス、ノールックトークが追い上げ、エルクラシコが後方2頭目、最後方がなんとゲートはスムーズに出たはずのブルーデージー・・・・

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05/26
五十話 ブルーデージーは皐月賞トライアル
 原田騎手はレース後

「とにかく強かった。この悪条件の中、むだなエネルギーを使わずにレースを終えれてよかったです。はい」

 ほっとした表情でコメントしてくれました。レース後リリーズビオレッタはまっちゃんファームに短期放牧に出ました。


 そして姉に続けとばかりに、ブルーデージーはきさらぎ賞のリベンジを期してスプリングステークスに出走することになりました。

 メンバーは以下の12頭

1番シュゲンノヤド(父はダービー馬。サクラヨシノオー。新馬→すみれSといずれも逃げ切りで2連勝。まっちゃんファームのワンツーの期待がかかる。2番人気。鞍上は尾藤清昭)
2番カワシモプリンス(父はキングハイホー。全姉はオークス、秋華賞2冠のカワシモプリンセス。阪神の新馬を勝って果敢に挑戦。鞍上は木田優)
3番ディアドラシューズ(父はディアドラ。ヒヤシンスSを格上挑戦で快勝。今回が初の芝。鞍上は公営大井の外田博幸)
4番スイヘーリーベー(父はマイルCSを連覇したダイタクヘリウム。前回小倉の萌黄賞を逃げ切り勝ち。鞍上は貴志滋広)
5番レッドソックス(父はレッドハンサム。ダートの未勝利を勝ったばかり。鞍上は松村明秀)
6番マイナスイオン(共同通信杯2着でクラシックへ向かう賞金はなんとか確保。5番人気。鞍上は古田豊)
7番ブルーデージー(きさらぎ賞3着のリベンジを期す。1番人気。鞍上は原田清輝)
8番タイムショック(きさらぎ賞4着以来。鞍上は安堂夏己)
9番ワールドオンアイス(父は1200mの日本レコードホルダーだったアルナスワールド。アーリントンカップを勝って強気の中2週。3番人気。鞍上は磐田泰成)
10番ノールックトーク(父はルックジョージ。新馬→こぶし賞と連勝。一気のメンバー強化が課題。4番人気。鞍上は南克己)
11番エルクラシコ(共同通信杯3着以来。鞍上は今回から乗り変わったマーク屋的矢仁)
12番トリニータウイング(父シャムスカマジック。地方の荒尾→北海道→中央と転々と移籍。中央緒戦のクロッカスSを堂々と逃げ切った直後の2走目。鞍上は池田鉄哉)

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05/24
四十九話 道悪は鬼だっ!
 先行勢からはアイアンスプリングが失速。まじめに走っていたマニアックマンデーも気分良く行き過ぎて4角で失速。ジュリーオングが不良馬場を馬なりで先頭で直線へ。インからいつのまにかリリーズビオレッタがスルスル接近。ほかは5馬身以上はなされて、中団でもがく馬たちを尻目に3頭ほどが外から脚を伸ばしてくるが、前の2頭とはなかり差がある・・・・

 ラスト1Fでイン抜け出したリリーズビオレッタが先頭へ。最後は原田騎手は手綱を緩める余裕で6馬身のリードでゴール。2着はジュリーオング。権利のかかった3着争いは大混戦・・・・

 結果は
1着リリーズビオレッタ  1分25秒1
2着ジュリーオング     6馬身
3着スリーアローズ     4馬身
4着シトラスビューティ   ハナ
5着ホクトベカコ      ハナ

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05/22
四十八話 極悪馬場でのレース
 このレース直前に乗り替わりのドラマがあった。1番人気のグラマラスライフにこれまで騎乗していた初谷川広大騎手は、自厩舎のスリーアローズに騎乗を選んだのでした。そのためグラマラスライフは磐田騎手にスイッチ。人気は4倍台と微妙な数値でした。対するスリーアローズは2番人気リリーズビオレッタと7倍台で接戦。しかも8倍台でアイアインスプリング、ビーマイビーナス、シトラスビューティが差なく続き、不良馬場ということもあって混戦に拍車をかけています。

 グラマラスライフ、ビーマイビーナス、シトラスビューティはそろってプラス10kgでやや太め。本番を見据えたつくりなのかもしれません。出来ならリリーズビオレッタ、スリーアローズ、アイアンスプリングのほうが良さそうです。

 田んぼのような不良馬場の中レースはスタート。ダッシュを利かせるのはアイアンスプリングとジュリ−オング。これにブリンカー装着でまじめに走っているマニアックマンデーが絡み3頭が競り合う。4番手以降はドロを被って苦しそう。そんな中ピッチ走法のリリーズビオレッタはインをスイスイとミズズシシのように進み順位を5番手に上げる。巨体のグラマラスライフ、ビーマイビーナスは中団後方でのめっている。後方4頭はバラバラ、シトラスビューティ、ホクトベカコ、スリーアローズは後方2頭目、1頭ヤルキナイナーはやる気がないのか?競走を中止しそうな感じだ・・・・・

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